コーエーのゲームで蜀プレイをしていたある夜のことです。
荊州を任せていた糜芳が、またあっさり呉に寝返りました。
「またこいつか」
思わずため息をついて、気づいたら検索していました。 「三国志 嫌いな武将」と。
でも出てくる記事は、どれも他人事みたいな解説ばかり。 自分の怒りを、ちゃんと代弁してくれるものがなかったんです。
この記事は、そんな夜のために書きました。
「嫌い」って言いにくい空気、三国志界隈にはありますよね。 ガチ勢に「演義脳」と言われそうで、怖くて言えない。
でも、怒っていい。 その怒りは、正史を読んでも、ちゃんと合ってます。
今回は以下の5つの基準でランキングを作りました。
- 歴史的被害度(正史ベース):主君や国家にどれだけ致命的な損害を与えたか
- 裏切りの悪質さ:義理を欠いた保身や、身勝手な裏切りがあったか
- ファンのヘイト度:演義やゲームで、どれだけプレイヤーをイライラさせたか
- 無能さ:判断力や指導力の欠如が、どれだけ被害を拡大させたか
- 救いのなさ:最期や末路に、同情や逆転の余地がまったくないかがあったか
では、いきましょう。
第10位〜第6位|「こいつのせいで…」と思った武将たち

歴史の流れを変えた武将というのは、英雄だけじゃないんです。
「なんでここでそんな行動を…」と、本を閉じたくなる人たちも、 間違いなく歴史を動かしています。
まずは10位から6位、じっくり見ていきましょう。
第10位:劉璋(りゅうしょう)〜「暗弱」が国を滅ぼす恐怖〜


🗨️ 要するにこういうことなんじゃよ
暗弱とは、悪意がないぶん始末に負えん。器のない者が上に立つ恐ろしさよ
ヘイトの理由:決断力の欠如により、自ら国を明け渡す形になったため。
益州の君主です。
正史の蜀書を読むと、陳寿から「暗弱」とはっきり評されています。 部下をまとめきれず、常に周囲の脅威に怯えていました。
コーエーのゲームで劉璋軍を使うと、武将はそこそこ優秀なのに、君主の魅力が低すぎてすぐ引き抜かれるんですよ。 「また一人いなくなった」と悲哀を何度も味わいました。
良く言えば「人が良い」。 でも乱世において、トップの優柔不断はそれ自体が罪なんです。
部下が優秀なほど、無能な上司の罪は重くなる。 そのことを痛感させてくれる人物です。
第9位:袁術(えんじゅつ)〜実力なき自称皇帝の末路〜


🗨️ 要するにこういうことなんじゃよ
玉璽一つで天下が取れると思うたか。勘違いにも程がある、救えん男じゃ。
ヘイトの理由:身の程知らずの野心で、民を苦しめたため。
偶然「伝国の玉璽」を手に入れただけで勘違いし、さっさと皇帝を自称した名門・袁家の厄介者です。
彼を「嫌い」とは言いにくい理由が一つあって、その強烈な小物感が、むしろ愛おしくなってくるんです。
領民を飢えさせた挙句、最期は「蜂蜜入りの水が飲みたい」と嘆きながら死んだというエピソード。
歴史上の脅威というより、三国志における最高の「噛ませ犬」として、ある意味で欠かせない存在です。
第8位:何進(かしん)〜全ての元凶となった優柔不断な上司〜


🗨️ 要するにこういうことなんじゃよ
決断できぬ者が権力を持つと、こうなる。董卓を呼んだのはお前自身じゃぞ。
ヘイトの理由:決断力がなく、董卓を都に招き入れ乱世の引き金となったため。
妹が皇后になったことで大将軍にまで上り詰めた人物です。
腐敗した十常侍を一掃するチャンスが何度もあったのに、決断できずに暗殺される。
一番イライラするのは、「自分たちで処理できないから」と、地方の凶悪な董卓を都に呼び寄せてしまった点です。
「無能な上司が外部のヤバいコンサルを呼んで会社が崩壊する」。
現代の組織論でも見かける光景ですが、これが歴史の規模で起きるとこうなるんですね。 歴史的被害度でいえば、間違いなく上位に入ります。
第7位:馬謖(ばしょく)〜孔明の期待を裏切った「頭でっかち」〜


🗨️ 要するにこういうことなんじゃよ
知識と度胸は別物じゃ。山の上で兵法を語っても、水を断たたれて終わりじや。
ヘイトの理由:軍令違反で大敗を招き、蜀の北伐を挫折させたため。
「泣いて馬謖を斬る」の語源となった人物です。
諸葛亮から絶大な期待を受けながら、街亭の戦いで指示を無視して山上に陣を張り、惨敗しました。
蜀ファンとしては、彼のやらかしは本当に胃が痛くなります。
ゲームでも知力は80台後半と高いのに、いざ実戦の重要な場面を任せると大ポカをやらかす印象が強い。
知識と実戦経験の乖離を象徴する人物として、長年ヘイトを集め続けています。
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第6位:范彊(はんきょう)・張達(ちょうたつ)〜張飛を襲った身内の刃〜


🗨️ 要するにこういうことなんじゃよ
恨みは理解できる。じゃが、よりにもよってあの男の寝首を掻くとは。胆だけは認めてやろう。
ヘイトの理由:関羽の仇討ち直前の張飛を騙し討ちにしたため。
蜀の猛将・張飛の部下です。無理難題を押し付けられて鞭打たれた恨みから、寝ている張飛の首を切り落として呉へ逃亡しました。
正史でも演義でも、張飛の「部下に厳しすぎる」という自業自得な面は描かれています。 でもそれでも、「これから関羽の仇討ちだ!」という最高に熱い展開に、冷水をぶっかけられた気分になります。
何より悔しいのが、「もしもこの二人がいなかったら」という妄想が止まらないこと。
怒り狂った張飛が生きたまま荊州に乗り込む世界線、見たかった。 呉からしたら悪夢どころじゃなかったはずです。

こいつら6位か……わしの首持って呉に逃げるとか、根性だけは認めたるわ。
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第5位〜第2位|歴史の流れを変えた「許せない」武将たち

ここからは、個人の好き嫌いを超えた話になります。
「こいつのせいで、歴史が変わった」
そう言いたくなるような武将たちです。
何度読み返しても、つい「あのとき違う選択をしていれば……」と思ってしまう。
三国志ファンなら、きっと共感してもらえるはずです。
第5位:郭図(かくと)〜組織を内部から腐らせる保身の鬼〜


🗨️ 要するにこういうことなんじゃよ
味方を売って保身を図る。わしも似たようなことはするが、あやつは下品すぎる。
ヘイトの理由:有能な味方を讒言で死に追いやり、袁紹陣営を破滅させたため。
袁紹の軍師ですが、この人の怖さは「敵より味方に対するダメージが大きい」点です。
正史の魏書を読むと、官渡の戦いで自身の作戦失敗をごまかすため、同僚の張郃を裏切り者に仕立て上げて魏に寝返る原因を作ったことがはっきり記されています。
田豊や沮授といった忠臣たちも、彼の派閥争いで命を落としました。
現代の会社にも、絶対にいてほしくない人物ナンバーワンです。
第4位:呂布(りょふ)〜武力は最強、義理は最低〜


🗨️ 要するにこういうことなんじゃよ
強さだけで生きようとした哀れな男じゃ。信じる者がおらんから、誰にも信じてもらえん。
ヘイトの理由:恩義を仇で返す、息を吐くような裏切りの連鎖。
「人中に呂布あり」と称される三国志最強の猛将です。
でも養父の丁原を裏切り董卓につき、その董卓も裏切る。 自分を匿ってくれた劉備の留守を狙って城を乗っ取るなど、人間性は最悪です。
正史でも彼の裏切り癖は際立っています。
ゲームをプレイする方なら「呂布に兵を与えるな、国を与えるな、信用するな」という約束事を叩き込まれた経験があるはずです。
「強すぎるがゆえに、味方にすると一番厄介」という、三国志ならではの特異なヘイト武将です。
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第3位:劉禅(りゅうぜん)〜孔明の死を無駄にした暗君〜


🗨️ 要するにこういうことなんじゃよ
何もせんことが、これほどの被害を生むとは。無為もまた、立派な罪じゃ。
ヘイトの理由:蜀の忠臣たちの血のにじむような努力を、水泡に帰したため。
蜀漢の第2代皇帝です。
諸葛亮が命を削って国を支え、姜維が孤軍奮闘したにもかかわらず、宦官の黄皓を重用して国を腐敗させ、最後はあっさり降伏します。
降伏後、司馬昭から「蜀を思い出しますか?」と聞かれ、「ここは楽しいので思い出しません」と答えた正史の逸話は、蜀ファンにトドメを刺しました。
最近のゲームや考察では「実は暗君を演じていた有能説」も出ます。 とはいえ、物語を追ってきた者としては、虚無感しか残らないのが正直なところです。
第2位:糜芳(びほう)・傅士仁(ふしじん)〜関羽を見殺しにした最悪の裏切り〜


🗨️ 要するにこういうことなんじゃよ
関羽が怖かったのはわかる。じゃが国を売るか。末代まで語り継がれる恥じゃぞ。
ヘイトの理由:蜀の最重要人物・関羽を見殺しにし、国家を傾かせたため。
関羽が荊州で孤立した際、援軍を送るどころか敵の呉に寝返り、関羽の命を絶つ最大の原因を作りました。
許せない最大の理由は「ポジションの重要性」です。
特に糜芳は、妹が劉備の妻(糜夫人)であり、旗揚げ時代から苦楽を共にしてきた超古参。 それなのにあっさり国を売ったんです。
そして何より悔しいのが、この裏切りで潰えた「もしもの世界線」です。
関羽が洛陽へ、劉備が長安へ、そして呉が合肥へ——三方向から魏を同時に締め上げる世界戦、見てみたかった。三国志史上最大のクライマックスになっていたはずです。
その可能性をすべて消したのが、この二人の裏切りでした。

糜芳……お前だけは、神になっても許さんぞ。
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第1位:董卓(とうたく)〜絶対悪として完成された暴虐の徒〜


🗨️ 要するにこういうことなんじゃよ
悪の完成形とはこういうものじゃ。恐ろしいのは、本人が何も恥じておらんことよ
さて、いよいよ第1位の発表です。
10位から2位まで読んできて、薄々気づいていますよね。
「あいつしかいない」と。
三国志ファン歴40年、読むたびに怒りが新鮮によみがえる男がいます。
乱世を生み出した元凶にして、三国志という物語の「生みの親」。
憎たらしいのに、こいつがいなければ始まらなかった。
そんな皮肉な男が、堂々の1位です。
正史も演義も、擁護の余地がない
ヘイトの理由:皇帝を廃し、都を焼き払い、民を虐殺した純度100%の悪。
堂々の第1位は、群雄割拠の乱世を生み出した元凶・董卓です。
少帝を廃して献帝を擁立し、洛陽の富を奪い尽くして長安へ強制遷都するなど、正史に記された悪行だけでも擁護の余地がありません。
さらに演義の第1回に、こんな場面があります。
黄巾賊に敗れて逃げていた董卓を、劉備三兄弟が命がけで救出します。
ところが董卓は、劉備たちが「無官の平民」だと知るや否や、恩人に対して露骨に見下した態度をとる。
張飛が激怒したのは当然で、読んでいるこちらも「なんだこいつは!」と強烈なヘイトを抱きました。
強きに媚び、弱きを徹底的に虐げる。
「三国志の始まりにして最大の悪役」として、これほど完成された人物は他にいません。
なぜ乱世は始まったのか|董卓登場までの流れ
董卓が突然現れて暴れ始めた、というわけじゃないんです。
そもそもの引き金は、宦官と外戚の権力争いでした。
朝廷が腐敗し、黄巾の乱で民心が離れ、何進が宦官を一掃しようとして逆に暗殺される。
その混乱の隙間に、地方の軍閥だった董卓が滑り込んできた。
つまり董卓は、腐りきった朝廷が自ら招き入れた災厄なんです。
「悪いのは董卓だけじゃない」と頭ではわかります。
でもだからこそ、その混乱を全部利用して好き放題やった董卓が、余計に許せないんですよね。
董卓がいなかったら?もしもの世界線
これが一番の妄想です。
董卓が洛陽に来なければ、献帝の擁立も強制遷都も起きなかった。
各地の諸侯が「打倒董卓」で立ち上がる必要もなかった。
群雄割拠の乱世そのものが、始まらなかったかもしれない。
魏も呉も蜀も生まれず、曹操は一地方官吏のまま、劉備は靴を売り続け、孔明は南陽で畑を耕したまま終わっていた可能性がある。
三国志という物語が存在しなかった世界線です。
「嫌いな武将」の1位でありながら、「この人がいなければ三国志は始まらなかった」という皮肉な存在。
それが董卓です。

董卓め……おかげで何十年も野宿させられたじゃないですか。靴は売るもので、履き潰すものじゃないんです。
嫌いな武将ヘイトスコア表
40年以上三国志と向き合ってきた経験をもとに、5つの軸で採点しました。
正史の記述、演義の描写、そしてコーエーゲームで何度も煮え湯を飲まされた体験。
その5つを根拠にした、私なりの数字です。
なお「ファンのヘイト度」は、演義での憎たらしさとゲームでのイライラ度を合わせた数字です
| 順位 | 武将 | 歴史的被害度 | 裏切りの悪質さ | ファンのヘイト度 | 無能さ | 救いのなさ | 合計/50 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 董卓 | 10 | 8 | 10 | 7 | 10 | 45 |
| 2位 | 糜芳・傅士仁 | 10 | 10 | 9 | 6 | 8 | 43 |
| 3位 | 劉禅 | 9 | 4 | 9 | 8 | 9 | 39 |
| 4位 | 呂布 | 7 | 10 | 9 | 4 | 7 | 37 |
| 5位 | 郭図 | 8 | 9 | 7 | 6 | 6 | 36 |
| 6位 | 范彊・張達 | 8 | 7 | 9 | 4 | 7 | 35 |
| 7位 | 馬謖 | 8 | 3 | 8 | 7 | 5 | 31 |
| 8位 | 何進 | 8 | 3 | 7 | 9 | 4 | 31 |
| 9位 | 袁術 | 5 | 4 | 7 | 8 | 6 | 30 |
| 10位 | 劉璋 | 4 | 2 | 6 | 9 | 5 | 26 |
表を眺めてみると、面白いことに気づきます。
裏切りの悪質さで見ると、呂布と糜芳・傅士仁はどちらも10点満点の同点なんです。
でも、質が違う。
呂布の裏切りは「またか」と、もはや織り込み済みです。
でも糜芳は違う。旗揚げ時代からの超古参が、誰も予測できないタイミングで国を売った。
同じ10点でも、傷の深さが全然違います。
もう一つ面白いのが劉禅です。
裏切りの悪質さは4点と低い。
積極的に悪いことをしたわけじゃないのに、合計39点で3位に入ってくる。
「何もしなかっただけなのに、結果として最悪」という、ある意味で一番やっかいなタイプです。
無能さと救いのなさが、静かに積み上がった結果です。

なんでわしの裏切りの悪質さが満点なんじゃ。ただ強い方についただけじゃろうが。
実は擁護できる?ヘイト武将の「もう一つの顔」

ここまで、さんざんヘイトをぶつけてきました。
でも、少しだけ立ち止まってみます。
三国志を長く読んでいると、あることに気づくんです。
「完全な悪人」って、ほとんどいない。
どの武将にも、言い訳とは呼べない「事情」があった。
そう思えてくる瞬間が、必ずあるんですよね。
劉璋を擁護するなら
劉璋が「暗弱」なのは本人の資質だけじゃなく、父・劉焉が残した負の遺産が大きいんです。
益州はもともと、外来の支配者と地元豪族の対立が根深い土地でした。 引き継いだ時点で、すでに火種だらけだった。
「優柔不断な君主」というより、「ハードモードを押し付けられた後継者」として見ると、少し違って見えてきます。
馬謖を擁護するなら
街亭の失敗は、馬謖だけの責任じゃないという見方もあります。
そもそも諸葛亮が、実戦経験の乏しい馬謖に最重要拠点を任せたこと自体に問題があった。 正史の蜀書でも、劉備は「馬謖は口だけだから重用するな」と遺言していたんです。
孔明が遺言を無視した。 その結果として馬謖は処刑された。
「頭でっかちの失敗」というより、「抜擢した側の判断ミス」という角度から見ると、馬謖がちょっとだけかわいそうになってきます。
劉禅を擁護するなら
これが一番難しくて、一番面白い。
「此間樂,不思蜀(ここは楽しいので蜀を思い出しません)」という発言、実は生き延びるための知恵だったという説があります。
司馬昭に「こいつは蜀への未練がない」と思わせることで、粛清を免れた。 愚か者を演じることで、自分と蜀の生き残った人々を守った。
そう考えると、あの発言は暗愚の証明ではなく、究極の処世術だったかもしれない。
擁護できるかどうかは、あなたが決めてください。 ぼくはまだ、複雑な気持ちのままです。
呂布を擁護するなら
呂布の裏切りは、すべて「より強い主君への乗り換え」でした。
これ、乱世の論理としては実は合理的なんです。
忠義を尽くすべき「正統な主君」が存在しなかった時代に、生き残るために強い側につく。 現代でいえば、倒産しそうな会社から好条件の会社に転職し続けるようなものです。
問題は、その乗り換え方があまりにも「命がけ」だったこと。 義理がないのではなく、義理より生存本能が勝っていただけかもしれません。
とはいえ、ゲームで裏切られた怒りは消えませんが。
糜芳・傅士仁を擁護するなら
これが一番難しい。
正直に言うと、擁護の余地はほとんどありません。
ただ一点だけ。関羽という人物は、味方に対しても容赦なく厳しかった。 正史の蜀書・関羽伝には、糜芳と傅士仁が「軍需物資の調達を十分に行えなかったとして、関羽から処罰をちらつかされていた」という記述があります。
「裏切ったら死ぬ、残っても処罰される」という追い詰められた状況だったのは事実です。
それでも許せないのは変わりません。 でも「最悪の裏切り者」と断じる前に、そういう背景があったことは知っておいても損はないと思います。
擁護コーナーを書いていて気づくのは、ヘイトが強い武将ほど、背景が複雑だということです。
単純な悪人は、物語に残りません。 「許せないけど、なんか気になる」という引力を持った人物だからこそ、1800年経っても語り継がれているんですよね。

擁護できるかどうか考えてやろう。……やっぱり無理な奴もおるな。
まとめ:憎まれ役がいるから、三国志は面白い

ランキング、いかがでしたか?
こうして見ると、嫌いな武将たちも、みんな三国志という物語に欠かせないピースなんですよね。
董卓がいなければ乱世は始まらず、糜芳がいなければ蜀の悲劇は生まれなかった。 「許せない」と感じるほど、物語に本気で向き合っている証拠です。
ゲームで詰まって、本に向かって怒鳴りたくなる夜がある。 それって、40年以上三国志を愛してきた人間にしか、わからない感情だと思うんです。
あなたの怒りは、正史を読んでも合ってます。 「わかる、それで合ってるよ」と、ここで伝えたかっただけです。
さあ、次のプレイでも糜芳を信用しないようにしましょう。

え、ぼくってそんなに嫌われてたんですか? 知らなかったです。
歴史の面白さを知ると、次は「もし自分があの場にいたら…」と妄想が止まりませんよね(笑)。
そんなあなたの「IF(もしも)」を叶えてくれるのは、最新作の『8リメイク』か、
それとも圧倒的戦略の『14』か。
▶️🔗【三國志8リメイクwithPK】14とどっちが面白い?
どちらがより「三国志体験」を味わえるのか、徹底的に比較してみました!
三國志8リメイク、乗り遅れるのはもったいない!
「久々だから」と迷うその背中、あの豪快な漢にガツンと叩いてもらいましょう。
さあ、あなたも主役です!

おい!!何をごちゃごちゃ考えとんじゃ!迷ってる暇があったら、早よ予約して支度せんかい!わしらが暴れる戦場……お前の席、一番前で空けといたるわ!!

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Q:呂布は正史でも裏切り者ですか?
A:はっきり記されています。正史の魏書・呂布伝でも丁原・董卓への裏切りは事実として記録されており、「狼子野心」と評されています。
Q:劉禅は本当に暗君だったんですか?
A:近年は「あえて暗君を演じた有能説」も出ています。ただ正史の蜀書には黄皓の専横を止められなかった記録も残っており、評価は研究者によって分かれています。
Q:董卓の悪行は演義だけの話ですか?
A:正史にも記されています。洛陽焼き討ち・強制遷都・少帝廃立は魏書・献帝紀にも記録された史実です。
Q:「演義」と「正史」って何が違うんですか?
A:正史は3世紀に陳寿が書いた歴史書、演義は14世紀に羅貫中が書いた小説です。ゲームや漫画のエピソードはほぼ演義ベース。「あの名シーンって実話?」と思ったら、まず演義を疑ってみてください。
Q:蜀はなぜ滅んだんですか?
A:「人材不足」と「無謀な北伐」のダブルパンチです。諸葛亮亡き後、姜維が北伐を続けるなか国内では黄皓が権力を握り、魏が攻めてきたとき蜀に踏ん張る余力は残っていませんでした。







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